WordPressでブログやサイトを立ち上げようとすると、まず最初にぶつかる壁—それが「テーマ選び」です。特に有料テーマとなると、「お金を払う価値が本当にあるのか?」という迷いがつきまとい、気がついたら3時間テーマの比較ばかりしてて、記事は1行も書いてないという悲劇が発生しがち。
でも実は、多くの人が迷う理由は、「選択肢が多すぎる」ことにあるんです。そして、日本語の表示・入力に対応しつつ、機能・デザイン・使い勝手・サポートのバランスが整ったテーマは、案外数が限られているという現実。
本記事では、2025年時点で“日本語で快適にブログが書ける”ことを前提とした有料WordPressテーマを7つ厳選して紹介します。すべて日本製または日本語対応に力を入れているテーマばかり。もう「英語の設定画面に怯える日々」は終わりにしましょう。
✅ 選定基準について
紹介するテーマは、以下の6つの観点で評価しています。
- ① 表示速度(PageSpeed Insightsスコア) → 読み込みが遅いと、それだけで読者は去ります。高速テーマは正義。
- ② カスタマイズ性(ノーコードでも操作しやすいか) → コード書けない人でも大丈夫な“優しさ”が必要。
- ③ モバイル最適化 → 日本人ユーザーの約70%はスマホで読むので、ここ大事。
- ④ 日本語との相性 → フォント、行間、改行位置。英語圏テーマだと地味に違和感が出ること多数。
- ⑤ サポート体制&アップデート頻度 → いつでも質問できる体制+放置されてない安心感。
- ⑥ テンプレート・デザインの充実度 → 時間がなくても「それっぽく見える」テンプレは神。
🎯 日本語ブログに強い!有料テーマ7選
SWELL(スウェル)
🧩 特徴
圧倒的に初心者に優しい。ブロックエディタ(Gutenberg)完全対応で、「クリックしただけで見出しがデザインされる」魔法のようなUI。カスタマイズが爆速すぎて、テーマ選びの旅をここで終わらせる人が続出。
🎯 向いている人
- ブログ初心者〜中級者
- ブロックエディタを積極的に使いたい人
- 無駄な設定で時間を浪費したくない人
💬 コメント
テーマ内の設定がすべて日本語で、しかも説明が超丁寧。マニュアルもコミュニティも充実してて、わからないことがあっても孤独死しない。あと、デザインが「主張しすぎない美しさ」で、記事が映える。何より“書くことに集中できる”のが最高。
💰 価格:¥17,600(税込)
SANGO(サンゴ)
🧩 特徴
ふんわりした柔らかさと心地よいUIで、見た人の心をほぐしてくれるデザイン。Googleのマテリアルデザインを基に作られており、視認性も高く、モバイルでの閲覧も超快適。
🎯 向いている人
- やさしい・癒し系ブログを作りたい人
- 雑記ブログ・ライフスタイル系ブログ
- かわいい+使いやすいの両立を求める人
💬 コメント
見た目はふんわりしてるけど、中身は超本気。CSS知識がなくてもパーツを組み合わせて自分だけのブログにできるし、細かい日本語レイアウトにもきっちり対応してる。
たまにテーマに恋してる人いるけど、それ、SANGOかも。
💰 価格:¥14,800(税込)
JIN:R(ジン・アール)
🧩 特徴
「デザインってよく分からないけど、おしゃれにしたい」という願望を叶えてくれるテーマ。SNSと連携しやすく、各種ブログパーツも充実。クラシックテーマのJINから進化して、ブロックエディタ完全対応。
🎯 向いている人
- ブログ初心者
- 見た目にこだわりたいけど、難しい設定は苦手な人
- SNSシェアを意識したサイト作りをしたい人
💬 コメント
ちょっと“盛れる”ブログが作れる感じ。デフォルトでデザインパーツが多くて、手抜きでも手抜きに見えない。あと、開発者の「見た目って超大事よね」精神が全編にあふれてる。映えたい人、全員集合。
💰 価格:¥19,800(税込)
AFFINGER6(アフィンガー6)
🧩 特徴
“稼ぐ”ことを目的としたブロガー・アフィリエイター向けの機能が満載。収益化のためのパーツやABテスト、広告配置の最適化までできる、言ってみれば「戦うテーマ」。
🎯 向いている人
- アフィリエイトガチ勢
- セールスライティングを意識して記事を書く人
- デザインより機能性とデータを優先したい人
💬 コメント
正直、最初は設定項目の多さにクラクラする。でもそれは裏を返せば「何でもできる」ってこと。テーマっていうより、収益用CMSに近い存在。
「見た目?それよりCV率だよね」って言えるようになったら、君もAFFINGER民の仲間入り。
💰 価格:¥14,800(税込)
THE THOR(ザ・トール)
🧩 特徴
とにかく高機能で高性能。テーマ一つで、SEO対策・高速表示・LP作成・ランキング機能まで揃ってる。「いかにも企業系」なデザインが得意で、重厚感がある。
🎯 向いている人
- 中規模以上の情報サイト運営者
- 企業・メディア・士業サイトなどの運営者
- デザインにも機能にも妥協したくない人
💬 コメント
「設定が多すぎて迷う」という声が多いけど、それもまた高機能ゆえの宿命。とにかくプロっぽい見た目になるし、サポートも日本語でしっかり対応。これで作ったサイトは、間違いなく“ちゃんとして見える”。
💰 価格:¥16,280(税込)
Emanon Pro(エマノン プロ)
🧩 特徴
シンプル&ビジネス志向。余計な装飾がなく、情報をスッキリと伝えられる。LP(ランディングページ)にも対応していて、士業や個人事業主にも好まれている。
🎯 向いている人
- スタイリッシュで無駄のないサイトを作りたい人
- 個人事業主・コンサル・セミナー講師など
- ビジネス色強めのブログやサイトを運営する人
💬 コメント
奇をてらわない王道系。だからこそ、「誠実」「信頼感」が求められる業種にはドンピシャ。無料版もあるけど、有料版は機能の幅がぐんと広がるので、最初からProで行くのが賢い選択。
💰 価格:¥9,800(税込)
TCDテーマシリーズ(例:STORY、Bloomなど)
🧩 特徴
デザイン特化型。テーマごとに「業種」に特化して作られていて、美容室、カフェ、ポートフォリオなど、見た瞬間に「あ、オシャレ」となるやつばかり。WordPressを使ってる感覚がなくなる。
🎯 向いている人
- サロン、飲食、美容、クリエイティブ業界の人
- ブランディング重視でデザインに妥協したくない人
- 写真やビジュアルを多用するサイトを作る人
💬 コメント
もはや「テーマ」じゃなくて「完成されたサイトの骨格」。デモを見るだけで「うわ、これ作りたい」となること請け合い。ただ、機能性より見た目優先なので、ガチでブログ運営というより“作品”を公開したい人向き。
💰 価格:¥9,800〜¥30,000(テーマによって異なる)
🧾 まとめ:テーマ選びは“自分の未来”選び
ここまで読んで、「え、結局どれにすれば…?」って混乱してる顔がもう見える。でも安心していい。選び方は簡単。
- ✍ とりあえず汎用性重視なら: SWELL
- 🌿 やさしい印象のサイトが作りたいなら: SANGO
- 📸 SNS時代にマッチしたデザイン重視なら: JIN:R
- 💰 収益目的なら: AFFINGER6 or THE THOR
- 💼 ビジネス用途なら: Emanon Pro
- 🎨 デザインで勝負したいなら: TCDシリーズ
テーマ選びは、単なるデザインの問題じゃない。
「このテーマで行く」と決めた瞬間、君の時間配分・作業効率・ブログ人生の方向性が決まる。
無料テーマで遠回りして迷うより、最初に投資して、最短距離で理想のブログに仕上げるほうが賢いって話。
🎉 次回予告:「テーマを買ったはいいけど、次どうするの?」
そんな君のために、次回はテーマのインストール〜設定〜公開までの流れを、初心者向けに丁寧にガイド。
「設定って何?」って顔してる人も安心して。全ステップ、画像付きで解説予定。
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