WordPressテーマ選びで3日溶かした僕が、最初に知っておきたかった5つのこと

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ブログを始めよう!と思い立ったとき、WordPressは間違いなく最初の候補になります。そして、その次にやってくるのが「テーマ選び」。

でも……なぜか、テーマを選ぶだけで数日が溶けていくんです。無料テーマ、有料テーマ、海外製、国内製、SEO対応、モバイル最適化、デモサイト……情報の海に放り込まれて、気づけば3日間、ブログの中身どころかトップページすらできてないという地獄。

僕もその一人でした。無数のタブを開き、レビューを読み漁り、YouTubeでテーマの紹介動画を何本も見て、最終的に何も決められず、ただただ疲れて寝落ちする。そんな日々が続いていました。

この記事では、そんな”沼”を全力で泳ぎ切った僕が「最初に知っておけばマジで時間を救えた」と心底思った5つのポイントを共有します。これからWordPressでサイトを作るあなたが、より早く、よりスムーズに理想のデザインを実現できるように。

1. “見た目がいい=使いやすい”は幻想です

テーマの公式サイトやデモサイトを見ると、惚れ惚れするようなレイアウトが並んでいます。
写真の配置、アニメーション、色使い……「こんなサイトにしたい!」と夢がふくらみます。

しかし、それを自分のブログで再現できるかは全く別問題です。

多くのテーマは、画像やコンテンツの配置、ウィジェットの設定がめちゃくちゃ細かい。HTMLやCSSに触れたことがない人が、同じ見た目にしようとすると挫折必至です。

しかも、テーマによっては表示スピードが重かったり、日本語フォントとの相性が最悪だったりと、
地味にストレスが溜まるポイントも。

実際、僕は某おしゃれテーマを購入して、設定画面で10時間以上格闘しました。それでも、デモのような美しさは再現できず、心が折れかけました。

使いやすさの面でも、「どこでこのレイアウトを調整できるのか?」と迷い続け、カスタマイズ画面を延々とさまよう羽目に。

教訓:デモはプロのスタイリング。自分の実力も考慮して選ぼう。見た目は最重要じゃない。使いこなせるかがカギ。

2. テーマの”サポート体制”は地味に最重要

どれだけ高機能でも、わからない時に助けが得られないテーマは、孤独な沼に沈みます。

特にWordPress初心者にとって、テーマの設定は意味不明の連続です。ヘッダーが表示されない、画像のサイズが合わない、スマホで崩れる……こうしたトラブルは日常茶飯事。そのとき頼れるのがサポート体制です。

有料テーマの多くは、公式フォーラムやメールサポート、チャットサポートがあります。ですが、英語だけのサポートだったり、数日待たされるケースも。

中には、購入前はすごく親切そうなのに、買った後は返信が遅くなるという悲しい現象もあります。逆に、個人開発のテーマでもTwitterで生存確認が取れるだけで安心感が違うんですよね。

僕の経験では、サポートが手厚いテーマは、安心していじれるので成長スピードも上がりました。「わからない時に聞ける」って、精神衛生的にも大事。

ポイント:購入前に”サポート情報”と”更新履歴”を確認すべし。

また、ユーザーコミュニティの有無も重要です。検索したときにトラブル解決の記事が出てくるか、YouTubeに解説動画があるか。それだけで解決までのスピードが段違いです。

3. 有料テーマ=時短&安心への投資と心得よ

「無料テーマで十分」っていう声、多いですよね。

確かに、有名な無料テーマは高品質なものもあります。実際、CocoonやLightningのようなテーマは、多くのブロガーが利用しており、サポート情報も豊富です。

でも、無料テーマには機能の限界があります。ある程度以上のカスタマイズをしようとすると、どうしてもプラグインを併用することになります。

そして、プラグインを10個も20個も入れた結果、サイトの表示速度が激遅になり、ページスピードのスコアが赤信号に……。

さらに、複数のプラグイン同士で干渉が起きてバグったときの絶望感。誰が原因かわからず、結局1つずつ無効化して検証して……その時間、返してくれ。

僕は有料テーマ(Kadence Pro)に切り替えてから、初期設定だけで完成度80%のサイトができて感動しました。

しかも、ほとんどの設定がGUI(グラフィカルな操作画面)で済むので、コードを触ることもなく、カスタマイズのストレスが激減しました。

時間はお金より大事です。特に、限られた時間の中で成果を出したい副業ブロガーやスモールビジネスの人にとって、テーマにお金をかけるのは「贅沢」ではなく「効率化」です。

結論:時間とメンタルを守りたいなら、有料テーマはむしろコスパ良。

4. “デモサイト”は再現できるかチェックすべし

テーマ購入前に絶対に確認してほしいのが、「デモサイトの再現性」です。

見た目が気に入ったとしても、それが自動的に再現されるとは限りません。テーマによっては、別売りのデザインパッケージを購入しないと同じ見た目にならないケースも。

また、デモサイトを再現できるテンプレートや「Starter Sites(スターターサイト)」が用意されているテーマは非常に便利です。インポートしてすぐにサイトの骨組みができあがるので、後は自分の内容を流し込むだけ。

僕が最初に使ったテーマは、「デモはすごいが再現方法の説明が一切ない」という謎仕様で、CSSで調整しまくった結果、心が死にました。

Tips:購入前に「demo import」や「starter templates」があるか確認!公式ページやマニュアルに書かれている場合が多い。

また、デモサイトに使われている写真やイラストが含まれていないことも多いため、実際の見た目にギャップが出る場合があります。

その点も考慮して「素材がなくても成立するデザイン」かを見極めましょう。

5. 最後は”自分のブログの目的”で選ぶ

WordPressテーマは、それぞれ得意分野があります。にも関わらず、目的と関係ないテーマを選んでしまうと、地味にストレスが積み重なります。

たとえば、「アフィリエイト記事を量産して稼ぎたい」という人が、ポートフォリオ向けのビジュアル重視テーマを選んでも、文章が読みづらくて本末転倒になります。

逆に、クリエイターが作品を魅せるサイトを作るなら、機能よりデザインを重視するべきです。機能が豊富でも、ゴチャゴチャした見た目は作品の魅力を損ねます。

選び方の基本は「目的 → 構成 → テーマの得意分野」の順。

具体的には:

  • アフィリエイトブログ → テキスト重視、記事一覧の導線が強いテーマ
  • ポートフォリオ → 画像中心、ミニマルデザイン
  • 店舗サイト → 地図や営業時間、予約導線などが組み込めるテーマ
  • ECサイト → WooCommerce対応済みのテーマ

これらを踏まえて、自分の目的に合ったテーマを選ぶと、作業効率も成果も段違いに変わってきます。

まとめ:テーマ選びは“自分の等身大”を意識せよ

テーマ選びは、まるで服を選ぶのと同じ。いくら流行のデザインでも、自分に合っていなければ着こなせません。

  • 見た目に騙されない
  • サポートがある安心感
  • 時間を買う意識
  • 再現可能なデモ
  • 自分のサイトの方向性

この5つを意識して選べば、少なくとも3日間は浮かばれるでしょう。僕のように画面の前で老け込む前に、この記事が“服選び”の一助になりますように。

次回は、実際におすすめできる有料テーマを7つ、実体験と調査に基づいて紹介します。お楽しみに。

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